組み込みエンジニアからIoTエンジニアへ転職

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IoTエンジニアへの転職

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組み込みエンジニアからIoTエンジニアへ

近年大きな注目を集めている「IoT」は、転職を考えている組み込みエンジニアにとってスキルを生かせる魅力的な分野です。IoTとはモノのインターネットという意味で、機械などの「モノ」とインターネットをつなげることで新たな利便性を生み出すことができるシステムです。電子機器のソフトウェアを組み込む仕事をしていたエンジニアにとっては、IoTエンジニアとして同じものづくりの分野で新しいことにチャレンジできる面白さがあるかもしれません。

IoTとは何か

IoTエンジニアへの転身を考える前に、まずIoTとはどのようなものかについてもう少し詳しく理解しておきましょう。

IoT:Internet of Things(モノのインターネット)とは、従来は主にパソコンやサーバー、プリンタ等のIT関連機器が接続されていたインターネットにそれ以外の様々なモノを接続することを意味します。

(モノワイヤレスからの引用です)

モノワイヤレス
モノワイヤレスではモノをつなぐことができる無線やIoTについて、パソコンの知識が無い人にも理解できるようイラスト付きで分かりやすく説明しています。
モノワイヤレス

IoTは、Internet of Thingsの略で、それを日本語に直訳したのが「モノのインターネット」です。従来のインターネットは、パソコンやタブレット、スマートフォンなどで利用するだけのものでしたが、IoTはそれ以外の様々なモノとインターネットをつなげることにより、通信で離れたところからコントロールできるようになります。IoTの技術は、防犯や調査などをはじめその他様々な分野で既に応用されており、急速に普及が進んでいるところです。

IoTエンジニアに必要な技術

IoTエンジニアと組み込みエンジニアに共通する技術は、機器にプログラムを組み込む技術なので、組み込みエンジニアとしての経験をそのまま生かすことができます。そして、新たに必要になるのがネットワーク技術とアプリケーション開発技術です。プログラミング技術はそのままアプリケーション開発に応用することができますが、ネットワーク技術に関しては新たに身につける必要が出てくるかもしれません。

IoT専門のエンジニアはまだまだ少ない

急速に進歩してきたIoT開発を今支えているのは、IoT専門のエンジニアというよりもWeb系のエンジニアや組み込み系のエンジニアです。どちらかのエンジニアが1人でIoT開発をカバーできなくても、専門性の高いエンジニア同士が協力することによってIoT開発を可能にします。このように、現状のIoT開発現場では別々のスキルを持ったエンジニアが集まって開発を行わなければならないため、ハイレベルなプロジェクトマネジメント力を持ったエンジニアなどはさらに歓迎されるでしょう。
IoTが既に一般的になりつつあるということは、開発現場ではそれよりもずっと前から人材を集めて開発を進めてきたことを意味します。そして、今後はさらなるIoTの普及と質の向上を目指して激しい競争が繰り広げられるでしょう。そのような業界の状況にあって、組み込み技術を持ったエンジニアの需要は今後ますます増えていくことになるので、転職を考えるのにはいいタイミングかもしれません。

エンジニアで転職を目指す方に!