転職せずに組み込みエンジニアを続けるリスクとは

組み込みエンジニアからの転職

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組み込みエンジニアを続けていくリスクとは?

組み込みエンジニアをずっと続けていくことのリスクについて考えておくことは、今後のキャリアプランにも関わる重要なことです。将来性が見込める仕事であればいいのですが、そうでなければ早めに転職を考える必要があるかもしれません。現代の組み込みエンジニアの立場はかつてに比べると弱くなる一方、求められることは高度になっていきます。しかし、収入面が大幅に良くなる見込みは少なく、海外エンジニアの方に需要が移ってしまうリスクもあります。

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開発工程からくる立場の弱さ

開発工程からくる立場の弱さ
組み込みエンジニアの現場での立場は弱くなってきています。そのため、このまま組み込みエンジニアの仕事を続けるのはリスクが高いと考える人も増えてきています。かつてはハードウェア開発側と組み込み開発側が横一線になって一緒に開発を行っていたこともあって、ある程度負担を分かち合うことができていましたが、分業化によって段階的に開発を行うようになったことが原因で、ソフトウェア開発側の負担が重くなることが増えてしまったのです。

海外とは価格で勝負できない現実

海外とは価格で勝負できない現実
日本では将来プログラマ不足になるとの予測があります。もしそうならば、組み込みエンジニアの現状が厳しくても将来的に仕事が増えるなら今我慢しておけばいいのではないか、と考えるかもしれません。確かにその通りであれば仕事が増える可能性はありますが、それまでには途上国などの海外エンジニアが力をさらに伸ばしてくることを考慮しなければなりません。そうなると、価格面で全く勝負にならなくなるので、生き残りはより困難になることでしょう。

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